REPORT
VOL.02
国や時代を超えて “つながり”を紡ぐ伝統を未来へ
八女茶×バーテンダー / The Bar Top Noteオーナー

CONTENTS 目次

MEMBER メンバー

バーテンダー / The Bar Top Noteオーナー
野間 真吾
SHINGO NOMA
18歳よりホテル、飲食店等勤務を経て、2013年に株式会社レオンハルトを設立。
広島市内に3店舗のオーセンティックバーを構え、現在はオーナーバーテンダーとして「The Bar TopNote」のカウンターに立つ。
国内外問わずカクテルトーナメントでの受賞歴も多数。
また、バーテンダーならではの感性で手掛けるオリジナルフレーバーティーの専門店も市内に2店舗展開。
酒類、紅茶に関する資格を取得するなど日々研鑽を積み、伝統を重んじながらも革新をもってバー文化の発展、後進の育成に取り組んでいる。
八女美緑園
八女美緑園製茶は、平成8年に茶農家五軒が集まって結成した農事組合法人です。
八女茶の栽培から製造、販売までを行い、生粋の八女茶を全国の皆様に直接お届けしています。
【TUNAGU】
八女の豊かな大地と、そこに暮らす人たちの営みのなかで、八女茶という独自の伝統と世界に誇る文化が育まれてきました。カクテル【TUNAGU】は、八女茶を通して、人と人とがつながり、時代を超えて思いがつながり、今や国境を超えたつながりも紡がれていることにインスピレーションを得て考案しました。
繊細な水出し緑茶にほのかな梅の香りがマッチ
◆材料
・八女茶コールドブリュー/80ml
・梅酒/10ml
・ライチリキュール/5ml
・国産ジンジャーシロップ/10ml
・青じその葉/1枚

※「八女茶コールドブリュー」の作り方
八女茶の茶葉10gに対して水300mlを注ぎ、常温で6~8時間かけて抽出する。夏場など気温が高い場合には、冷蔵庫で24時間以上かけて抽出を。濾して完成。冷蔵で一週間ほど保存可能。
◆作り方
グラスに青じそ以外の材料を入れて混ぜ、空気に触れさせることで香りを開かせる。
氷を入れたグラスを別に用意し、混ぜ合わせた材料を注ぎ入れて軽く混ぜる。
仕上げに、青じその葉脈を叩いて香りを出して飾る。
◆フードペアリング
和菓子や黒糖を使ったお菓子と合わせると、八女茶の甘さがより引き立ちます。かりんとうもオススメ。
◆ポイント
水出しの八女茶は、雑味のないやさしい風味が特長なので、ベースのお酒の主張が強すぎてはNGです。日本の梅酒は後味の余韻が長いですが、フランス産の梅酒はスッキリとキレの良い甘さなので、今回はフランス産を使用しました。爽やかな緑茶に、ショウガや青じそなどを効かせた、ちょっと個性的な味わいと香りを、ぜひ楽しんでいただきたいです。
DATA 施設概要
住所
店舗
URL
監修などの仕事
  • 元広島市観光PR隊 2013~2017
  • 広島県観光プロモーション 牡蠣食う研 (カキングダム)メンバー
  • 究極のレモンサワーの監修
  • SAKURAO DISTILLERY(中国醸造株式会社)
  • Sakurao Gin World Brand Ambassador & 監修
  • 海外でのゲストバーテンダー多数
  • 里山 Cocktail Award HIROSHIMA  2017
    酒造組合会長賞 & 特別賞