REPORT
VOL.03
古来のご縁を脈々と守り続ける人々に敬意を込めて
八女茶×バーテンダー / The Bar Top Noteオーナー

CONTENTS 目次

MEMBER メンバー

バーテンダー / The Bar Top Noteオーナー
野間 真吾
SHINGO NOMA
18歳よりホテル、飲食店等勤務を経て、2013年に株式会社レオンハルトを設立。
広島市内に3店舗のオーセンティックバーを構え、現在はオーナーバーテンダーとして「The Bar TopNote」のカウンターに立つ。
国内外問わずカクテルトーナメントでの受賞歴も多数。
また、バーテンダーならではの感性で手掛けるオリジナルフレーバーティーの専門店も市内に2店舗展開。
酒類、紅茶に関する資格を取得するなど日々研鑽を積み、伝統を重んじながらも革新をもってバー文化の発展、後進の育成に取り組んでいる。
八女美緑園
八女美緑園製茶は、平成8年に茶農家五軒が集まって結成した農事組合法人です。
八女茶の栽培から製造、販売までを行い、生粋の八女茶を全国の皆様に直接お届けしています。
【緣―えにし―】
今回の八女茶を巡る旅では、生産者や農業関係者など、さまざまな方との出会いを通して多くのご縁いただいたことから、カクテルに【緣―えにし―】と名付けました。中国からお茶の種を持ち帰った禅師さまが、八女の地で栽培を始めて以来、何世紀にもわたってご縁を大切に守っていらっしゃる地域の方々へ、敬意を込めたカクテルです。
緑茶の甘みや香りと相性のいいジンベース
◆材料
・八女茶インフュージョンジン/30ml
・国産柚子シロップ/10ml
・トニックウォーター/適量
・山椒/適量
・八女抹茶塩/ハーフムーンスノースタイルに

※「八女茶インフュージョンジン」の作り方
ジン350mlに対して八女茶の茶葉5gを浸漬させ、常温で24時間ほど置き、濾して完成。冷蔵で1カ月ほど保存可能。
◆作り方
ハーフムーンスノースタイルにしたグラスに氷を入れる。
インフュージョンジン、柚子シロップ、トニックウォーターを注ぎ入れ、軽く混ぜる。
仕上げに山椒を振りかける。
◆フードペアリング
レモンピールやオレンジピールなど、柑橘系のドライフルーツが酸味を補ってくれます。
◆ポイント
ジンはハーブやスパイスなどのボタニカルを加えて蒸留しているので、もともと緑茶と相性の良いお酒。副材料にも日本の食文化に身近なものを選び、酸味として柚子シロップ、アクセントとして山椒を使用しました。抹茶塩の塩には口溶けの良いパウダータイプを使用していますが、粒状のものを口の中で溶かしながら味わうのも、また違ったおいしさが楽しめます。ハーフムーンスノースタイルなので、まずは塩なしで味わうのがオススメ。
DATA 施設概要
The Bar Top Note
住所
広島県広島市中区堀川町6-1-B1
店舗
17:00-3:00
監修などの仕事
  • 元広島市観光PR隊 2013~2017
  • 広島県観光プロモーション 牡蠣食う研 (カキングダム)メンバー
  • 究極のレモンサワーの監修
  • SAKURAO DISTILLERY(中国醸造株式会社)
  • Sakurao Gin World Brand Ambassador & 監修
  • 海外でのゲストバーテンダー多数
  • 里山 Cocktail Award HIROSHIMA  2017
    酒造組合会長賞 & 特別賞