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八女地域農業経営アカデミー開講

講義を受ける安定経営・規模拡大を目指す生産者ら
(写真:講義を受ける安定経営・規模拡大を目指す生産者ら)
JAや八女普及指導センター、行政、関係機関で構成する八女地域農業振興推進協議会は10月9日、JA本店で、確かな経営力のある農業経営者を育成しようと、八女地域農業経営アカデミーを開講しました。

 同アカデミーでは、現状分析に基づいたビジネスプラン(経営戦略)の作成やコンサルタントを招き、課題や目標に応じたオーダーメイドセミナーなど全4回の講義を予定。JA管内で親から農業経営を継承する生産者や今後の経営拡大を目指す生産者11人が受講しました。

 10年前との比較で、管内の主要な農産物全てで生産者数、作付け面積が減少し産地の縮小が続いています。

 同協議会は、アカデミーを通して、農業経営を拡大し大規模経営体を目指す生産者を育成し、産地を維持・拡大していきたい考えです。

 第1回目は、内部講師による講義を通して「農業経営プランの策定と実践」について学びました。

 同協議会会長の鵜木髙春JA組合長は「農業を取り巻く状況は毎年、目まぐるしく変化している。今年は特に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で多くの産業が大打撃を受けた。アカデミー受講を通して、さまざまなリスクに常に対応しながら安定経営できる確かな経営力を養ってほしい」と話していました。