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冬の風物詩!矢部村特産黄ユズ初出荷

初出荷に向けて黄ユズの規格を確認する参加者
(写真:初出荷に向けて黄ユズの規格を確認する参加者)
JA矢部ゆず研究会で、冬の風物詩黄ユズの出荷が10月28日から始まりました。中山間地の矢部村で、昼夜の寒暖差を生かして作られる黄ユズは、強い風味と酸味、濃い色艶が魅力で日持ちも良いです。令和2年産は、水不足などの影響で自然落果が多く見られ、収量は昨年より少なめですが、品質は良好です。冬至需要の12月下旬に最盛期を迎えます。料亭や家庭で鍋用に使われる他、小玉のものは、ゆず湯にも入れられます。

 同研究会は、今年産を、13人が約140aに作付け。来年度からは会員が一人増える予定です。同村では、約20年前から研究会を立ち上げユズを栽培。樹勢を良くするために肥培管理を徹底し、栽培講習会を定期的に開くなど、品質の向上に取り組み、ユズを同村の特産として市場や消費者にPRしています。原島辰幸会長によると「現在収穫しているのは15年生の木で、木の状態としては現在が一番良い」と話します。栽培では、枝のトゲを小まめに取り除くことで、果実の腐敗を防ぎ、実の付きを良くします。また、収穫しやすいように枝を誘引するなど管理を徹底しています。

 初出荷を迎えたこの日は、JA矢部集荷場に会員が集まり、目合わせ会を開きました。出荷規格や等級について実物を見ながら入念に確認した後、34㎏を福岡、北九州の市場に出荷しました。原島会長は「気温が低くなってくる今後は、市場からの引き合いも強くなる。季節を感じる香りや味を楽しんでほしい」と話していました。