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色鮮やかリーフレタス出荷順調

出荷されるサニーレタスを手にする徳永さん
(写真:出荷されるサニーレタスを手にする徳永さん)
JAリーフレタス部会で、10月18日から始まった、令和2年産リーフレタスの出荷が順調に進んでいます。現在、八女市のJA稲富集荷場には、日量100ケース(1ケース4㎏)が持ち込まれ、北九州や関東の市場に出荷されています。最盛期を迎える12月中旬から1月にかけては、日量3,500ケースを超えることもあります。5月下旬まで、出荷量900t、販売高約3億円を目指します。

 同部会では、赤緑のサニーレタスと濃い緑のグリーンリーフを出荷。どちらも栄養価が高く、サラダなど気軽に料理できる人気の葉物野菜です。今年産は、播種作業が例年よりやや早まったことと、定植時期に降雨も少なく、順調に定植作業が行えたこともあり、昨年より10日ほど出荷が早まりました。朝晩の十分な冷え込みにより、色付き良く高品質に仕上がっています。

 同部会は、今年産を70人が56haに作付け。冬場に作業が少ない茶生産者を中心に構成しています。JAでは、独自の「農業生産基盤強化支援事業」により、生産者の新規栽培や作付拡大を支援します。また、市場の要望に沿った規格・品質の統一や農薬使用履歴提出の徹底による、安全安心のレタス出荷に部会全体で取り組んでいます。

 29日、サニーレタス「晩抽サーフレッド」を持ち込んだ同市黒木町の生産者、徳永和夫さんの60aの園地でも連日収穫作業に追われています。徳永さんの園地では8月中旬に播種。約60日で収穫までこぎつけました。9月の台風で苗の管理に苦労しましたが、被害もなく順調に生育。徳永さんは「ちぎって水洗いした後、30分ほど寝かせて食べるとよりおいしく食べられる」と笑顔で話していました。