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最高品質の冬春ミディトマト「はなひめ」を作る!中玉とまと部会栽培講習会開く

トマトの生育状況を入念にチェックする部会員ら
(写真:トマトの生育状況を入念にチェックする部会員ら)
JA中玉とまと部会は11月2日と4日の2日間、冬春ミディトマト「はなひめ」のさらなる品質向上を図るため、部会員のほ場を視察し、栽培講習会を開きました。

 ミディトマト「はなひめ」はJAオリジナルブランド。冬春・夏秋の2作で年間通して出荷します。 

 栽培講習会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、地区ごとに分けて開催。2日は筑後地区の部会員9人が参加し、同地区全員のほ場視察を行いました。同地区の部会員は部会の主力品種「フルティカ」を栽培。JAと八女普及指導センターの営農指導員により現在の栽培状況や年内の栽培管理について説明されました。各ほ場では、部会員自らが栽培状況や生育具合を報告し、他ほ場でも推奨される栽培管理の仕方や病害対策など、トマトの生育状況を確認しながら、活発な意見交換が行われました。

 視察した部会員は「トマト栽培では草勢の維持が重要だが、慌てて温度や二酸化炭素濃度、施肥量などを急激に変えないように注意しなければならない。栽培管理の仕方を学び、最高品質のトマトづくりに努めたい」と話していました。

 10月から出荷が始まっている冬春ミディトマトは、来年5月上旬に最盛期を迎え、日量6t以上を出荷します。出荷は来年7月上旬まで続き、年間通して約900tの出荷を見込んでいます。

 昨年8月に設立したばかりの同部会では、栽培管理方法や基準など一部定まっていない部分について部会員間で情報を共有するほか、定期的な勉強会を開くなどして、高品質なトマト栽培に繋げています。