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キウイフルーツ主力品種「ヘイワード」収穫始まる

ヘイワードを収穫する田中さん
(写真:ヘイワードを収穫する田中さん)
JAキウイフルーツ部会で、11月5日から、主力品種「ヘイワード」の集荷が始まり、生産者の園地でも収穫作業が始まっています。収穫後、管内のJA低温倉庫に持ち込まれた同品種は、県内で唯一キウイフルーツ専用の糖度センサーを備えたJA立花中央選果場へ運ばれます。選果、追熟処理を経た後、12月上旬頃からの出荷・販売となる見込みです。来年4月上旬まで出荷量2,600tを目指します。

 「ヘイワード」は、柔らかな果肉と酸味を感じさせない甘みが特徴。美肌効果や整腸作用など栄養価も高いです。糖度15以上のものは「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」としてJA直売所などで販売されます。

 同部会では、令和2年産同品種を約480人が190haに作付けします。黒木町の生産者、田中丈資さんの約80aの園地でも、たわわに実った同品種の収穫作業が続いています。丈資さんによると、今年産の出来は「やや小玉傾向だが、糖度は例年になく高く仕上がっている」と話しています。田中さんは、施肥や授粉など、管理作業のタイミングに気を付けており、天気や気温、木の状態を観察しながら作業時期を見極めています。田中さんは「JA産のキウイフルーツは、一度食べるとイメージが変わるくらい甘い。1日1個食べるだけでも栄養価としては十分だ」と産地のキウイフルーツをPRします。