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年末の需要期に向けてスプレー・ピンポンマム出荷規格を徹底

出荷規格を入念に確認する参加者
(写真:出荷規格を入念に確認する参加者)
JAプリンセスマム部会は、11月11日、八女市のJAフラワーセンターで令和2年産スプレー・ピンポンマムの出荷目合わせ会を開きました。年末の需要期に向けて出荷が本格化する中、選花・選別を徹底し出荷規格を揃えることで、市場からの評価を上げ有利販売につなげることが目的です。部会員約30人が参加しました。

 目合わせ会では、各品種の出荷規格について実物を見ながら確認。部会の販売部長から、「秀」「優」など等階級の区分を厳密にすることや、段ボールに箱詰めする際の要領などについて説明がありました。また、見た目の美しい花を出荷するため、茎の曲がりをなくすことや、病害虫の防除を徹底することなどについて確認しました。参加者からは、防除のタイミングや施設内の温度管理など冬場の栽培管理について質問が挙がっていました。

 同部会は、今年産を約40人が作付け。30~40代の若い生産者も多く、SNSを活用しながら部会の活動をPRしています。周年で出荷しており、年末出荷のものは、12月下旬に最盛期を迎え、関東や関西・九州の市場などへ出荷する予定です。JA担当職員は「需要期に高品質な花を集中出荷できるよう、部会一丸となって取り組んでいきたい」と話していました。