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博多な花出荷本格化に合わせて目合わせ会開く

目合わせ会で「博多な花」の出荷規格を確認する参加者
(写真:目合わせ会で「博多な花」の出荷規格を確認する参加者)
 JAな花研究会で、11月2日から始まった令和2年産「博多な花」の出荷が本格化しています。今年産は、10月10日前後にかけて定植を行いました。苗の生育期に気温が高く推移したこともあり順調に生育し、高品質な仕上がりです。色合いの良い「博多な花」の出荷が現在まで続いています。最盛期を迎える1~3月には、4,000袋(1袋150g)以上を出荷し、3月下旬まで、約13万袋を東京などの市場に出荷します。

 同研究会は、今年産を14人が130aに作付けします。19日には、筑後市のJA筑後集荷場で出荷目合わせ会を開き、会員12人が参加しました。出荷する際の葉茎長を23~25cmに調整することや、入り本数、蕾(つぼみ)の長さなど規格を揃えるよう、JA担当職員から説明がありました。また、一定数の葉を残し数回に分けて収穫することや、定期的に追肥を施すことなど、今後の栽培管理にも確認しました。

 JAで出荷する博多な花は、福岡県産博多な花「おいしい菜」として出荷されています。溝田英文会長は「気候の変動や新型コロナウイルスの影響で販売が不透明だが、出荷規格を遵守し、最後まで無事出荷が続くよう努力していきたい」と話していました。