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季節限定の琥珀色!「生キウイワイン」販売開始

瓶詰めされる季節限定の「生キウイワイン」
(写真:瓶詰めされる季節限定の「生キウイワイン」)
立花町の立花ワイン株式会社で、冬季限定商品「生キウイワイン」の販売が始まりました。原料には、JA産のキウイフルーツ「ヘイワード」を100%使用。果実本来の風味と香り高さで消費者から毎年人気のワインで、ギフト用に注文する購入者も多いです。

 1本720㎖を1,650円(税込)で約1,000本の限定販売。アルコール度数は7%。工場に併設した直売所やホームページ、地元道の駅などで、来年3月下旬までの販売を予定しています。

 「生キウイワイン」は、通常のワインと異なり、瓶詰め時に加熱処理をしないことで、よりキウイフルーツ本来の味に近づけています。また、酵母が生きているため、発酵による微炭酸の刺激も味わえます。

 製造では、早い段階で発酵を止めることで、アルコール度数を抑えると同時に糖度を残したまま瓶詰めします。また、果肉や酵母をできるだけ残さないようろ過を十分にし、発酵しづらくすることで、ワインの甘みを保たせます。

 毎年、キウイフルーツの出来により微妙に違う味に仕上がる「生キウイワイン」。同社の牛嶋竜也工場長によると「今年産は、甘いキウイフルーツが多いことで、よりまろやかな味に仕上がっている」とのことです。常温だと再び発酵が始まるので、冷蔵庫での保管が望ましいです。問い合わせは、立花ワイン株式会社。八女市立花町兼松726。電話0943(37)1081。定休日は火曜日です。

 他にも、地元農産物を使ったワインを製造・販売している同社では、昨年からイチゴ「博多あまおう」を使用した生ワインの販売を始めた他、イチジクの生ワインも現在試作中です。