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ブドウ冬季の栽培管理を徹底

剪定など冬季の管理法について学ぶ参加者
(写真:剪定など冬季の管理法について学ぶ参加者)
JAぶどう部会では、生産者個々の栽培技術を統一し、ばらつきがなく高品質なブドウ収穫につなげようと、管内各地区で冬季の管理講習会を開いています。12月2日には、筑後市の2か所の園地で開き、約60人が参加しました。

 講習会では、剪定や苗木の植え付け、若木の育成など、品種ごとの管理法について、JA営農指導員が説明しました。今年は、秋雨と台風により、早期落葉した園では今後も枯れ込みが進むため、樹勢等の状況を十分観察することや、極力遅い時期に剪定することを確認しました。

 また、トンネル・露地園から無加温ハウス、加温ハウスの順に剪定することや、かん水などハウスの管理、省エネ対策についても申し合わせました。参加者からは、土壌管理、病害虫防除など冬季の管理法について質問が挙がっていました。

 JA園芸指導課の担当職員は「今年の冬は暖冬傾向で、例年と比べて低温積算時間が少ない。芽が出る前の来年2月までに剪定を終えてほしい」と話していました。