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小学校児童が地元特産八女茶の淹れ方学ぶ

丁寧に急須でお茶を注ぐ児童
(写真:丁寧に急須でお茶を注ぐ児童)
JA茶業青年の会筑後支部は、12月4日、筑後市の市立水洗小学校で、「八女茶の淹れ方教室」を開き、5年生の児童27人が、楽しくおいしいお茶の淹れ方を学びました。同支部では、地元特産の八女茶に親しんでもらい地産地消や食育に繋げようと、同市と協力しながら、市内の各小学校で毎年開いています。今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、充分に協議を重ね、対策を徹底し開催しました。

 教室では、副支部長の篠原利之さんら筑後支部の生産者が、八女茶の種類や歴史、効能について紹介。実演を交えながらお茶の淹れ方を指導しました。児童らは班ごとに分かれ、湯の温度や量、抽出時間などに注意しながら、紙コップに丁寧にお茶を注ぎました。自分で淹れたお茶を飲んだ松本せなさん(10)は、「急須で淹れるお茶は程よい苦みであったかくておいしかった」と笑顔で話していました。

 日本茶インストラクターの築山さんは「茶はカテキンなど抗菌作用があり、インフルエンザ予防にも良い。家庭で小まめに飲んで楽しんでほしい」と呼びかけました。最後に児童全員には、地元産の一煎パックがプレゼントされました。