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日本一の「福岡の八女茶」を知事に贈呈

受賞報告を受けた小川知事と受賞者ら(前列左から鵜木JA組合長、城志保さん、芽依ちゃん、小川知事、城昌史さん、桐明副会長、後列左から松延伸治副部会長、江島一信部会長、徳永毅副部会長、北島良男JA営農販売常務)
(写真:受賞報告を受けた小川知事と受賞者ら(前列左から鵜木JA組合長、城志保さん、芽依ちゃん、小川知事、城昌史さん、桐明副会長、後列左から松延伸治副部会長、江島一信部会長、徳永毅副部会長、北島良男JA営農販売常務))
JA茶業部会は12月18日、福岡県の小川洋知事を表敬訪問し、第74回全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞したことを報告し、受賞茶である八女伝統本玉露を贈りました。

 同品評会の玉露の部で、八女市黒木町の城昌史さん(48)が最高賞の農林水産大臣賞を初受賞しました。

 また、各部門で上位入賞者が多い産地に贈られる産地賞では、八女市が玉露の部で20年連続の受賞、かぶせ茶の部で初受賞に輝きました。

 贈呈式には、城昌史さんと妻の志穂さん、長女の芽依ちゃんをはじめ、福岡県茶生産組合連合会の桐明和久副会長、JAの鵜木髙春組合長、JA茶業部会の江島一信部会長らが出席しました。城さんは、受賞報告をした後、受賞茶の玉露を小川知事に贈呈しました。

 受賞茶は、冬場の気温が平年より低く推移し、春先からはゆっくりとした気温の上昇が見られ、適度な降雨量があったため順調に生育が進みました。さらに、収穫直前には一時的な冷え込みもあったため、一段と甘みや旨味が凝縮された香り豊かな例年以上の良質の八女伝統本玉露に仕上がりました。

 受賞茶を味わった小川知事は「受賞おめでとうございます。日本一の玉露は旨味とコクが深い。県としても日本一の八女茶を大いにPRしていきたい。今年は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大規模イベントができなくなった。代わりにWEB物産展・通販サイトを開き、販売促進に力を入れた。今後とも『福岡の八女茶』が国内外の皆さんにさらに親しまれ愛されるお茶になるようPR・販売促進に力を入れていきたい」と話していました。

 城さんは「今回、私が賞をいただいたが、全国茶品評会の上位入賞茶にはあまり差はなく、どのお茶も高品質だ。日本一の産地で玉露を作っているという自信と誇りを持って、今後とも最高品質のお茶づくりに励みたい」と話していました。