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生活(くらし)に本と筑後の花を!図書館で地元産花を展示

図書館の閲覧台に展示された花を眺める来館者
(写真:図書館の閲覧台に展示された花を眺める来館者)
―生活(くらし)に本と筑後の花をー筑後市の筑後市立図書館に、1月19日から、地元産の花を使ったフラワーアレンジが展示されています。ガーベラやナデシコ、スカビオサなどの色とりどりの生花1,500本が、本棚や学習机、閲覧台の上に並びます。新型コロナウイルスの影響により、イベントの自粛が相次ぎ、打撃を受ける農家を応援しようと、JAや農業関係機関で構成する、八女地域農業推進協議会が企画しました。

 入口と閲覧台には、市内の生花店「フラワーウイング花かご」が生けた豪華なアレンジが展示されています。閲覧台の周囲には、花や植物に関する本を並べ、来館者が花と一緒に本を閲覧できるよう工夫を凝らしました。また学習机や本棚には、図書館職員らが一輪挿しを配置しました。一定の間隔に並べておくことでアクリル板などの代わりとなり、飛沫感染防止の役割も果たしています。

 「生活(くらし)とともにある図書館」を指針に掲げる同図書館の一ノ瀬留美館長は「図書館ならではのフラワーアレンジの展示方法で、花いっぱいの図書館で来館者が本を楽しめるようにしたかった」と話しています。閲覧者の癒しになるほか、花が好きで訪れる来館者もいるなど、反応も上々です。同協議会の担当者は「筑後市が花の産地であることを多くの来館者に知ってもらうことで、消費拡大に努めていきたい」と話していました。フラワーアレンジは、26日ごろまで飾る予定。