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第10期「今こそ農業塾」スタート、24人が入塾

JA営農指導員(写真㊨)から畝立ての方法について学ぶ塾生たち
(写真:JA営農指導員(写真㊨)から畝立ての方法について学ぶ塾生たち)
JAが4月10日、第10期となる「今こそ農業塾」をJA就農支援センターで開講しました。

家庭菜園での農産物栽培の技術向上や直売所出荷等に意欲を燃やす24人が入塾しました。

開講式を兼ねた第1講座では、JA園芸指導課の営農指導員を講師に、主要野菜の基礎知識や土づくりについて学び、実習では、土づくりや畝立て、マルチシート張りなどの作業を行いました。

農業塾は、全11講座を予定し4月から11月までの期間、月に1~2回土曜日の午前中に開催。講義内容は、塾生の要望の多い野菜中心の講座内容になっています。11講座の内、7講座で野菜について学びます。講座では、土づくりをはじめ、播種・定植・管理作業やほ場での栽培実習などの講義を計画しています。他にも、果樹・花の栽培基礎、農業機械の実演、お茶の淹れ方やおいしい米の炊き方講座など幅広い分野の講義も行います。
JA営農指導員が見守る中、畝づくりに挑戦する塾生ら
(写真:JA営農指導員が見守る中、畝づくりに挑戦する塾生ら)
同センターの敷地内にある実習ほ場で、春夏にかけてトマト・ナス・ピーマン・キュウリなどの栽培を計画しています。

農業塾は、農業に興味を持つ地域の人々に、農作物づくりに役立つ知識などを習得してもらおうと平成23年度より開始。これまで259人が卒業しています。

北島良男JA営農販売常務理事はあいさつで「JAふくおか八女では、技術力の高い営農指導員を41人配置している。野菜作りで分からないことなど、何でも安心して相談してほしい」と話していました。