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ミディトマト「はなひめ」出荷本格化

パック詰めされるミディトマト「はなひめ」
(写真:パック詰めされるミディトマト「はなひめ」)
JA中玉トマト部会で、ミディトマト「はなひめ」の出荷が本格化しています。「はなひめ」は、JAのオリジナルブランドで品種は「フルティカ」。甘みと酸味のバランスが良くジューシーな味わいが魅力です。現在出荷されているのは冬春物で、昨年と同じく11月から出荷が始まりました。

この日(19日)は4.4tが黒木町にあるJA黒木パッケージセンターに持ち込まれました。九州地域はもとより関西や関東の直販店でも販売されます。令和3年産は春先の天候にも恵まれ、糖度が7度と甘く、大きさ・色づきの良いトマトに仕上がりました。例年よりやや早い5月上旬~中旬に最盛期を迎える予定であり、多い日には出荷量が10tを超す日もあります。7月上旬まで続き、年間を通して550tが出荷される見込みです。 

同部会は今年産を32人が約8haに作付けします。土づくりにこだわる同部会では、有機物を投入するなど、土の養分を保つための勉強会などを開催。高品質なトマト栽培につなげています。

また、同パッケージセンターでは、契約取引先の要望に応じた7種類の規格でパック詰め。約30人の作業員が手作業により品質を確かめ、厳密な選果を行います。

JA担当職員は「『はなひめ』は食味の良さや栄養価の高さ、日持ちの良さが魅力。大玉トマトやミニトマトとは違ったおいしさを味わってほしい」と話していました。