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2021年産梅生育良好で高単価での販売に期待

2021年産梅の生育状況を確認する参加者
(写真:2021年産梅の生育状況を確認する参加者)
JAうめ部会は4月20日、JA立花地区センターで、2021年産梅の取引商談を開きました。

商談は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、規模を縮小し開催。部会役員やJA職員、福岡大同青果の担当職員ら10人が参加しました。

商談前に参加者は小梅・大梅の園地をそれぞれ視察。生育状況を確認した後、情勢報告や意見交換をしました。

JA同部会は、今年産は92人で約34.3haに作付けをします。今年産梅は、1月の冷え込みにより大梅、小梅ともに平年より1週間ほど開花が早まりました。開花後は2月下旬以降の平均気温が平年を上回った影響から生育はやや前進。園によってばらつきは見られるものの、目立った晩霜や病害虫の被害もなく順調です。 

販売計画では、適期収穫を心掛け需要の山と谷を見極めながら、切れ目のない販売リレーを進めます。鵜木雪弘部会長は「今年は好天に恵まれ玉張りも良好。JAや市場関係者と連携を図りながら、高単価での取引を期待したい。」と話しました。

同部会では5月10日から小梅「光陽」の集荷が始まり、その後大梅「鶯宿」「玉英」「南高」と6月中旬まで販売数量240㌧を見込みます。