TOPICS 新着情報

ブドウ「デラウェア」出荷始まる

「デラウェア」の出荷基準を確認するJA職員と作業員ら
(写真:「デラウェア」の出荷基準を確認するJA職員と作業員ら)
JA管内で、令和3年産ブドウの出荷シーズンが始まりました。4月26日、八女市のJA長峰パッケージセンターには、「デラウェア」約70kgが持ち込まれ、東京・福岡・広島の市場へ出荷しました。初出荷を前に、JA担当職員や作業員などで目合わせ会を開き、「赤秀」「青秀」「丸秀」など、規格の異なるブドウを前に、品質基準や出荷要領を確認しました。

今年産はここまで、1月下旬~2月の開花期に日照時間が多かったなど好天に恵まれ順調に生育。玉太りも良好に仕上がっています。

「デラウェア」は、小さい果粒で食べやすく、強い甘みと程よい酸味が魅力です。5月中旬から6月上旬に最盛期を迎え、7月上旬まで20tの出荷を見込みます。今後は、「種無し巨峰」を中心に、「有核巨峰」「博多ピオーネ」「シャインマスカット」など11月下旬まで出荷量約1,962t、販売高28億円を目指します。巨峰群は8月上旬に、「シャインマスカット」は8月下旬に最盛期を迎えます。

JA担当職員は「今年は天候に恵まれ高品質なブドウ出荷が期待できる。出荷基準を徹底し、有利販売につなげていきたい」と話していました。