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春の味覚ソラマメ出荷最盛

最盛期を迎えたソラマメを出荷する河原さん
(写真:最盛期を迎えたソラマメを出荷する河原さん)
JAそらまめ研究会で、春の味覚ソラマメの出荷が最盛期を迎えています。令和3年産は、昨年10月下旬から11月上旬にかけて定植しました。春先にかけて気温が高く推移し順調に生育。病害虫の発生も例年より少なく、色つや、大きさともに十分で高品質な仕上がりとなっています。

同研究会では、出荷時期を例年より早めようと、作付けする品種を従来のものから、着莢性が高く多収の「唐比の春(からこのはる)」に転換。そのことで現在まで、販売単価も例年より高めに推移しています。5月中旬まで、9,450kgを関東の市場や量販店などに出荷する見込みです。

同研究会では、今年産を8人が63aに作付けします。筑後市で約10aに栽培する同研究会会長の河原努さんの園地でも収穫作業が続いています。高品質なソラマメ収穫のために、病害虫対策を徹底する河原さんは、小まめに園地に出向き、生育状況を観察。虫の除去に努めています。

河原さんはソラマメ栽培について「短期集中型でポイントを押さえれば難しくない。この時期しか味わえない旬の味覚を消費者に届けたい」笑顔で話していました。