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ブドウ主力品種「種無し巨峰」出荷順調

みずみずしい「種無し巨峰」を出荷する内藤さん
(写真:みずみずしい「種無し巨峰」を出荷する内藤さん)
JAぶどう部会で、4月30日から始まった主力品種「種無し巨峰」の出荷が順調に進んでいます。黒木町のJA黒木集荷場には27日、約1,400kgが持ち込まれ、関東や関西、四国、九州地方の市場に出荷されました。令和3年産は現在、加温ハウスで栽培したものを朝採りし出荷しています。現在まで天候に恵まれ、順調に生育。玉太り・色付きともに良好に仕上がっています。8月上旬に最盛期を迎え、858tの出荷を見込んでいます。

この日、集荷場に約300kgを持ち込んだ同町の内藤幸輝さんの園地でも、連日収穫作業が続いています。内藤さんは今年産の出来について「品質は例年通り上々。今後は梅雨が続くが、引き続き栽培管理に全力を注ぎたい」と意気込んでいます。

福岡県内最大の生産量を誇る同部会では、部会員317人がブドウを栽培。同品種を中心に、「有核巨峰」や「博多ピオーネ」「シャインマスカット」と、11月下旬まで1,962tの出荷量を見込んでいます。

内藤さんは「コロナ禍で外出ができない中、家庭で夏の味覚を味わってほしい」と笑顔で話していました。