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田植えシーズン控え水稲播種作業進む

播種した苗箱を寒冷紗にかける作業員ら
(写真左:播種した苗箱を寒冷紗にかける作業員ら)
田植えシーズンを目前に控え、JA各地区センターで、水稲播種作業が進んでいます。JAでは、生産者が各自で栽培管理する播種だけの苗箱の受け渡しと、委託苗の2種類を扱っています。委託苗の場合、生産者の作業負担軽減を目的に、JAが播種から田植え直前まで育苗管理を代行して行います。

JA八女地区センターでは、5月26日から29日まで作業を行い、「夢つくし」「ヒノヒカリ」「元気つくし」「吟のさと」など、合計38,000箱を播種しました。
播種した苗箱を軽トラックに積み込む作業員ら
(写真右:播種した苗箱を軽トラックに積み込む作業員ら)
作業ではまず、苗箱に床土を入れ、全自動播種機を使いながらかん水、播種、消毒、覆土の順に、職員や作業員が分担して行い、生産者に引き渡す。委託苗の場合、その後並べた育苗箱に寒冷紗をかけて約20日間育苗管理をします。生産者の高齢化に伴い、苗の受注数量は年々増加傾向にあります。

JAでは、各地域の特色を生かし、安定した販売ができる米作りを目指し、品種誘導を図っています。JA担当職員は「職員や作業員が協力しながら、高品質な水稲苗を生産者まで届けたい」と話しました。