TOPICS 新着情報

直売所「よらん野」令和2年度販売高が過去最高の11億円越えを達成!

来店客でにぎわう「よらん野」店内
(写真:来店客でにぎわう「よらん野」店内)
JA農産物直売所「よらん野」の、令和2年度の販売高が、過去最高の11億2,011万円を達成し、前年比を上回りました(前年比109.5%)。

来店者数も過去最高の58万2,215人(前年比102%)を達成。コロナ下で長引く巣ごもり需要が影響した他、感染対策を徹底しながら、店内告知やSNSを活用した情報発信や季節感のある売り場づくりを展開したことが功を奏しました。今年4月にオープン10周年を迎え、今後も地域に密着した店舗展開に努めるとともに、地産地消運動に取り組みます。

売り場の主となる、野菜類や総菜・菓子類、花き類をはじめ、ほぼ全ての品目で前年の販売高を越えました。また、新型コロナウイルス感染防止のため、計画当初のイベントの実施が出来ませんでしたが、検温カメラやアルコール消毒、店内でのアナウンスなど、感染防止対策を徹底し、消費者がコロナ下でも安心して来店できるよう努めました。さらに「LINE」や「Facebook」を活用し、店頭に並ぶ作物の情報を消費者に分かりやすくPRしました。

同直売所は、多種多様な農産物が生産されるJA管内全域の直売所として、平成23年4月にオープンしました。28年7月に店舗を拡張し、売り場面積を拡大するとともに精肉、鮮魚の充実を図り、新鮮・安全・安心な農産物や加工品を供給することで、地域ブランドの発信拠点として、地産地消と食育推進活動の中心となってきました。店舗に農産物を出荷する利用組合員数は、設立時は366人でしたが、年々増加し続け、現在は768人にまで達しています(令和3年3月末現在)。

同直売所の下川文生店長は「今後も消費者に安全・安心な農産物を提供することで、地産地消の拠点となる直売所としての役割を果たしていきたい」と話していました。