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温室育ちハウスミカン出荷始まる

(写真:選果が始まったハウスミカン)
JA温室みかん研究会で、7月1日から、令和3年産ハウスミカンの出荷が始まりました。立花町のJA北山選果場7月1日、「上野早生」約2tが初選果され、契約販売先の生協やJA農産物直売所「よらん野」などに出荷されました。8月上旬に最盛期を迎え、9月上旬まで、53tの出荷を見込みます。

初選果では、生産者の立ち合いのもと、選果作業員が着色の状態や果実の形状など選果基準・出荷規格について入念に確認しました。

同市黒木町の中山間地を中心に生産されるハウスミカンは、昼夜の寒暖差によってできる濃い黄色の果皮と濃厚な甘さが魅力。同研究会では、今年産を5人が作付けします。

同研究会では、ハウス内の温度や水分を小まめに調整しながら栽培します。かん水量を制限してミカンに水分ストレスを掛ける「水切り」を行うことで、消費者からニーズの高い2S~Mサイズのミカンづくりに取り組んでいます。

古賀浩輝会長は「暑い中での作業が続くが、体調に気を付けて最後まで高品質なミカンを消費者に届けたい」と話していました。