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猛暑に備えアスパラガス栽培管理を徹底

(写真:夏芽アスパラガスの生育状況を確認する参加者)
JAアスパラガス研究会は、6月30日から7月7日にかけて、令和3年産アスパラガスの現地検討会を開きました。検討会はJA管内を5つの地区に分けて開催。5日間で延べ29人が参加しました。梅雨による大雨や猛暑といった気象条件が難しいこの時期に、栽培管理や病害虫対策について申し合わせ、今後の出荷に向けて環境を整えることが目的。

筑後地区で行われた検討会では、研究会員やJA職員合わせて10人が参加しました。初めに、JA職員が今後起こり得る猛暑による高温障害について説明しました。また、これからの時期に多発する台風や豪雨対策が重点的に呼びかけられました。事前準備としてハウスバンドの固定などを事後処理としては速やかな換気および斑点性病害の予防防除などを行うよう申し合わせました。

令和3年産アスパラガスは5月上旬より夏芽の出荷が始まりました。春芽と比べてみずみずしさが特徴。現在出荷最盛期を迎え、10月下旬まで続く見込みです。

参加者の1人は「アスパラガスはアスパラギン酸が含まれており、疲労回復効果がある。夏バテ防止に旬のアスパラガスを食べて元気に過ごしてほしい」と話しました。