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センチピードグラスで草刈りの労力軽減へ

八女市黒木町笠原の井手田・椿原地区では、JAふくおか八女の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC)と地区の生産者らで、水田の畦畔(けいはん)などの草刈り作業の労力軽減と景観保護を目的に雑草抑制効果のある芝の一種「センチピードグラス」の導入を進めています。
センチピードグラスが定着すると畦畔の草刈りは春と秋の年2回となり、夏場の草刈りは不要となります。それにより生産者の熱中症などの農作業におけるリスクを回避できるなどのメリットがあります。
同地区では、令和6年7月から種子の吹き付け準備を進め、令和7年6月に吹き付け作業を実施。今回10月2日には現地検討会を開き、生育状況を確認して関係者に情報提供を行いました。現地見学会には地区の生産者やJA担当職員ら約40人が参加し、センチピードグラスの種子吹き付け作業を手掛ける(有)だるま製紙所を招きました。
現地見学会では、センチピードグラスを定植した畦畔を巡回して生育や定着状況を確認。同製紙所専務の髙瀬成士さんが、施工の概要や今後の管理方法について説明を行いました。その後、センチピードグラスの取り組み・管理を行っている同地区の代表牛島年文さんから、施工に至るまでの経緯や効果、現在の状況説明を報告。他地区の生産者やJA担当職員らと意見交換を行いました。
TACの光延浩喜さんは「センチピードグラスの定着は良好で、おかげで今年は夏場の草刈りが不要となった。引き続き管理作業の支援を続けながら、管内への普及に力を入れ、生産者の助けになるように活動していきたい」と意気込みを話しました。