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福岡県内一のキウイフルーツ産地を誇るＪＡキウイフルーツ部会で、令和7年産「甘うぃ」の出荷が順調に進んでいます。
生産者が各集荷場へ持ち込んだ果実は、ＪＡ立花中央選果場で1～3日程度の追熟処理を経て全国の市場へ200tを出荷する予定です。
令和7年産は9月中の適度な降雨により果実の後期肥大が進み、玉揃いも良好で前年を上回る数量となりました。糖度・果実の大きさはいずれも平年並みで、品質は総じて高水準を維持しています。
「甘うぃ」は福岡県が開発し、平成28年（2016年）に品種登録された県産オリジナルブランドで、大玉傾向の果実に黄色味を帯びた果肉が特徴です。糖度が高く酸味が少ない食味が人気を集めています。
出荷は12月上旬まで続く見通しで、県全体で販売高1億8000万円を見込み、このうち同部会が約1億2000万円を占めます。