TOPICS 新着情報

豆類共励会で表彰 農事組合法人いまでら(筑後市)が農産局長賞

筑後市の農事組合法人いまでらが、第53回(令和6年度)全国豆類経営改善共励会・大豆集団の部で、農林水産省農産局長賞を受賞しました。
同法人は、県やJAとの連携のもと、「ちくしB5号」へ品種転換を行い、安定した種子供給体制を構築したことや、栽培面において団地化や排水対策による環境の整備、短期一斉播種による生育の均一化、丁寧な除草・防除管理が評価されました。
7月1日には、同法人の中村浩章代表理事らが筑後市役所を訪れ、西田正治市長に受賞を報告しました。中村代表理事は「今後もより一層技術を磨き、地域農業の発展に貢献していきたい」と意欲を語りました。
同法人は、筑後市津島西地区で米・麦・大豆を生産する農家17戸で構成されています。大豆は17haに作付けしており、上位等級比率は82.6%と高水準を誇ります。
また、高齢化や後継者不足の課題解決に向け、地域農業の持続可能性を高めようと農地中間管理事業を活用して集落内の全農地を集積し、圃場を効率的に管理することで、生産性向上に繋げています。
また、毎年地域住民や地元プロ野球選手寮へ新米の贈呈を行い、地域に密着した積極的な活動を行っています。