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センチピードグラスの種子吹き付け行う

黒木町笠原にある井手田・椿原地域は、6月27日、水田の畦畔の除草作業の軽減を目的に、畦畔の一部に雑草抑制効果のあるセンチピードグラスの種子の吹き付け作業を行いました。管内の集落単位で行うのは初めてです。
センチピードグラスは、被覆力や耐暑性、耐寒性に優れていることから雑草を抑える効果があり、年間を通して草刈りの回数を大幅に減らすことが可能です。また、夏場の過酷な草刈り作業の回避にもつながります。
同地域では、令和6年10月から事前準備として雑草の除草や焼却を行い、2集落合計30 aの畦畔の吹き付け作業を行いました。
JA担当職員は「中山間地域では高齢化が課題となっており、夏場において急傾斜での草刈りは危険を伴う重労働となる。センチピードグラスの定着により地域の方の作業負担の軽減や安全につながればうれしい」と話しました。