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九州有数の産地で梅出荷始まる

 九州有数の梅産地のJAうめ部会で、5月10日から令和5年産梅の出荷が始まりました。初出荷のこの日、JA立花中央選果場では小梅「光陽」を約10tを集荷しました。販売のピークは集荷開始2週間程で、日量10tを超えます。以降は「鶯宿」「玉英」「南高」とリレー出荷が続き、6月中旬までのシーズンを通して出荷量約265t、販売金額1億1,850万円を見込みます。
 同部会は今年89人が約32,7haに作付けし、今年産は開花時期が揃ったことで順調に受粉が進み、晩霜被害や病害虫の被害も少なく品質は良好です。同部会では、高品質な梅に仕上げるために現地巡回をして適期防除に努めています。
 JA担当職員は「安心して食べることができる梅を栽培しているので、健康のためにもたくさん食べてほしい」と話しました。