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キウイフルーツ「ヘイワード」年明け選果始まる

 JAキウイフルーツ部会で1月5日から、主力品種「ヘイワード」の新年の選果が始まりました。この日(5日)は約30tが選別され、九州をはじめ関東や関西など全国の市場に出荷されました。シーズンを通して販売数量3000t、販売高15億円を目指します。
 国内有数のキウイフルーツ収穫量を誇る同部会は、部会員数約460人が200haに同品種を作付けしています。市場、消費者からの要望に応じ、JA立花中央選果場で専用の糖度センサーを通し選果した後、隣接する追熟庫で追熟処理を施し食べ頃のヘイワードを出荷します。高糖度のものは「博多甘熟娘(はかたうれっこ)」として販売しています。
 今年度産は生産者による適切な管理や生育期の天候に恵まれ品質は良好。晴れの日が多かったことから例年以上に高糖度な仕上がりとなっています。
 新年初選果を受けて森新吾部会長は「生産・販売に至るまで多くの方の支えがあり、キウイフルーツは近年安定した単価で推移している。健康志向の高まりもあることから、八女産キウイの魅力をさらに発信していきたい」と話しました。