TOPICS 新着情報

リーフレタス出荷最盛迎える

 JAリーフレタス部会で、リーフレタスの出荷が最盛期を迎えています。八女市のJA稲富集荷場では現在週5回集荷が行われており、日量約2000ケース(1ケース4㎏)が生産者の手によって持ち込まれています。北九州や関東の市場へ、5月下旬まで約750tの出荷量を見込みます。
 令和4年度産は、定植後レタスの生育適温である15度~20度の日が続いたため品質は良好。少雨の影響でやや乾燥傾向にありましたが、部会全体でかん水に力を入れるなどの対策を行い高品質な仕上がりとなっています。 
 同部会の部会長を務める田中秀典さんは、同市でリーフレタスを1,2haに栽培します。「苗半作」と言われるほど苗の出来がその後の品質を左右するため、播種時期である9月は毎日育苗ハウスへと足を運び、生育状況を確認。根腐れや高温障害を起こさないため、一日複数回に分けてかん水を行っています。また収穫期には定期的にトンネル内を喚起することで、病害虫の発生を予防し、日中の高温を防ぐなど高品質なリーフレタス栽培に力を注いでいます。
 田中さんは「部会が出荷するリーフレタスは、苦味がなくお子さんでも食べやすい。和洋中となんにでも会う食材なのでたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。