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クリスマスに照準!JAパッケージセンターでイチゴ「博多あまおう」出荷作業盛ん

 福岡県内一のイチゴ生産量を誇るJAふくおか八女管内で、年内最大の需要期であるクリスマスに向けて、令和4年産イチゴ「博多あまおう」の出荷が本格化しています。
 管内のJA関連各パッケージセンターでも連日荷造り出荷作業が続いています。JAのパッケージセンターでは、生産者の労力を軽減し生産量の確保や品質向上につなげるため、集荷から検品、パック詰め、梱包、出荷まですべてJAが一括して請け負っています。八女市と筑後市の2施設の他、広川町にあるJA全農ふくれん県南VFステーションの計3施設にイチゴが持ち込まれています。令和4年産は3施設合わせて188人が利用。検査員による評価や作業員によるパック詰めなどを経て、全国の生協や量販店に出荷されます。販売は基本的に直販で行い、約150社の取引先と直接商談することで販路拡大につなげています。
 12月中旬現在、3施設合わせて日量平均9tのイチゴが持ち込まれています。作業員が1粒ずつ手作業で重さを厳密に計りながら選別。取引先の需要に応じた規格でパック詰めします。コンベアを有効活用し作業を分担することでパッケージ処理能力を高めています。
 JA担当職員は「今年は昨年の同時期と比べて出荷量の増加が見込まれている。選果・選別を徹底し高品質な『博多あまおう』の安定供給を図っていきたい」と話していました。