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小学校児童がお茶の淹れ方教室で地元特産八女茶に親しむ

 JA茶業部会筑後支部は11月下旬から12月中旬にかけて地元筑後市の小学校を対象に「八女茶のおいしい淹れ方教室」を開いています。行政協力のもと毎年行われるこの取り組みは、市内で生産されるお茶を身近に感じてもらい、地産地消に繋げることが狙いです。
 12月2日に筑後市立筑後北小学校行われた教室では5年生児童48人が参加しました。日本茶インストラクターの資格を持つ同部の永松優次さんが講師となり、おいしいお茶の淹れ方を実演。湯の温度や量、抽出時間の他に、二煎目も味を保つためお茶を淹れ終わった後は急須のふたをずらし中が蒸れないようにすることを説明しました。
児童たちは4人ずつのグループに分かれ交代で丁寧にお茶を注ぎ、感想を述べる時間では「いつも飲むお茶よりもおいしく感じた」「今日習った方法で家族にもお茶を淹れたいと思う」といった意見が上がりました。
 今回講師を務めた永松優次さんは「ペットボトル飲料が普及し、急須で淹れたお茶を飲む家庭は少なくなってきている。今回を機にお茶を淹れる習慣を身に付けてくれると嬉しい」と話しました。