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福岡県花き品評会技術ほ場の部開く

 JAや福岡県、県花き園芸連合会、JA全農ふくれんなどで構成する「花あふれるふくおか推進協議会」は、12月7日、「令和4年度福岡県花き品評会・技術ほ場の部(電照菊・スプレー・ピンポンマム)」を開きました。
 八女電照菊など輪ギク栽培の品質改善・向上を目的に、出荷が盛んになるこの時期に毎年開かれています。JA管内の生産者が栽培する「神馬」「精興光玉」など電照菊計11点と、スプレー・ピンポンマム4点が選抜され出品されました。
 品評会では、審査員約5人が生産者のほ場を審査。生育・開花の揃い、病害虫被害の有無、葉と花のバランス、1㎡当たりの仕立て本数、ほ場の管理清掃などを重点項目に、入念に審査しました。
 JAでは電照菊部会やプリンセスマム部会が周年で輪ギクやスプレーマム、ピンポンマムを栽培しています。令和4年産は、夏場の定植時期に台風が接近し生育が懸念されましたが、その後は天候に恵まれ順調に生育。病害虫の被害も少なく、年末需要に向けて高品質な花の出荷が期待されます。JA担当職員は「管内の輪ギク生産者が互いの栽培技術を切磋琢磨し磨き合うことで、八女産の高品質な花の魅力を広くPRしていきたい」と話していました。