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年末の需要期に向けてスプレー・ピンポンマム出荷規格を徹底

JAプリンセスマム部会は、11月28日、八女市のJAフラワーセンターで令和4年産スプレー・ピンポンマムの出荷目合わせ会を開きました。年末の需要期に向けて出荷が本格化する今後、選花・選別を徹底し出荷規格を揃えることで、市場からの評価を上げ有利販売につなげることが目的です。部会員やJA職員約30人が参加しました。
 目合わせ会では、各品種の出荷規格について実物を見ながら確認。部会の販売部長から、「秀」「優」など等階級の区分を厳密にすることや、段ボールに箱詰めする際の要領などについて説明がありました。また、見た目の美しい花を出荷するため、茎の長さを揃えることや、病害虫防除、選花・選別の徹底を呼びかけました。
 同部会は、本年産を50人が作付けします。年間通して栽培・出荷するスプレー・ピンポンマムは品種が豊富で、シングル咲きやデコラ咲き、ポンポン咲き、スパイダー咲きなど花の形状や色によって、葬儀・ブライダルからフラワーアレンジメントまでさまざまな需要があります。生産性があり市場からニーズの高い品種を試験的に栽培し、採り入れることで、有利販売や部会員の所得増大に努めています。
 年末出荷のものは12月下旬に最盛期を迎え、関東や関西、九州の市場などに向け出荷します。同部会の中野一義部会長は「定植から現在まで天候に恵まれ生育は良好。部会員全員で規格を統一し、高品質な花の出荷に努めていきたい」と話していました。