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矢部まつりに向けて奨励品目リンドウの園地を審査

 JA花き部会りんどう部は9月27日、矢部村の奨励品目として栽培するリンドウの「矢部地区りんどうほ場共進会」を開きました。夏季冷涼な同村で栽培するリンドウの栽培技術の向上と生産意欲高揚を目的に3年ぶりに開催しました。JA、行政、八女普及指導センターの職員が審査員となり現地を巡回。生産者3人の園地や花の出来栄えを審査しました。
 共進会では審査員は青紫色に咲くリンドウの各園地に出向き、排水や園地内の手入れ、除草状況などの園地管理、また、着花数や花葉色、樹勢や花段数などの栽培管理のほか、病害虫の有無などを確認。審査員同士で園地や花の状態を確認し合いながら、審査項目別に厳正に審査しました。
 審査結果は、11月19,20日の両日に同村で開催を予定する「八女矢部まつり」で発表、入賞者を表彰します。9月下旬現在、リンドウの栽培は終盤に入っており10万6千本の出荷を予定します。
 JA担当職員は「互いに栽培技術を高めあいながら、今後も市場のニーズに応じた高品質なリンドウを安定供給できるよう部員全員で取り組んでいきたい」と話していました。