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高糖度と希少性で人気 レインボーレッド集荷始まる

 福岡県内で最大のキウイフルーツ生産量を誇るJAキウイフルーツ部会で、令和4年産「レインボーレッド」の集荷が9月23日から始まりました。生産者によってJA各集荷場に持ち込まれたキウイは低温貯蔵された後、八女市立花町のJA立花中央選果場でセンサーによる糖度や階級の測定、選別、箱詰め、追熟処理を経て10月上旬から販売開始とります。販売数量約50tを見込みます。

 同品種は、部会の主力品種「ヘイワード」より1か月ほど生育が早く、赤と黄色の果肉の色合いが特徴です。糖度17~18の甘さと口当たりの良さが魅力です。食べ頃になるまでの追熟期間が短く、年々生産量が減少し希少性も高いことから消費者の人気が高いです。JAでは、10月3日から約2週間、選果場前の直売所で追熟処理を経た同品種を販売します。
部会では、今年産の同品種を76人が約7haに作付けします。開花や生育が遅い園地では小玉等は収穫を遅らせることや、収穫後の果実温度が上がらないよう注意するなど、短い集荷期間で高品質なものを収穫できるよう備えています。
JA担当職員は「期間限定の甘くて希少なキウイをぜひ食べてほしい」と話していました。