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新米の収穫シーズン到来。「夢つくし」収穫始まる

 JA管内で、令和4年産新米の収穫シーズンが始まりました。9月17日からは、「夢つくし」の収穫がスタート。生産者の田んぼではコンバインによって作業が行われ、JA各地区のカントリーエレベーター(共同乾燥調製施設)に続々と荷受けされました。同品種の荷受けは9月下旬まで続き、以降は「元気つくし」「ヒノヒカリ」などの品種を計7.7万俵(1俵60㎏)出荷します。
 福岡県育成品種の「夢つくし」は、「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」を交配して出来た品種で、程よい粘りと歯ごたえで包み込むような食味の良さが魅力です。今年産は好天に恵まれましたが、8月中旬の出穂時期の降雨で収量・品質の低下が懸念されました。しかし、生産者の徹底した栽培管理で順調に生育しました。
 JA管内では、筑後市の平坦地から八女市の山間地まで、計1270haに米を作付けします。地域の特色を生かしながら、計画・安定的な販売ができる需要に応じた米作りを目指した品種誘導を図っています。また、産地指定契約販売の拡大や、GAP(農産物生産工程管理)への徹底した取り組みなど、安全安心で高品質な八女産ブランド米の確立で有利販売を目指します。
 今後は、早いところで10月上旬から品位等格付け検査が行われ、その後新米を出荷していく予定です。JA担当職員は「気候の変化に対応した栽培管理を心がけながら、高品質な八女産の新米を消費者にPRしたい」と話していました。