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社会科見学で地元の農家を訪問

 JAは、9月1日、地元の特産品に対する理解を深めてもらおうと、福岡県筑後市にある筑後市立水洗小学校3年生を対象に社会科見学を行いました。日々の生活を支える身近な職業について学習する社会科の授業の一環で、今年は農業を題材に学んでいます。校区内でイチゴ生産を行う古賀勇哉さんの園地で行われました。
 見学会では、古賀さんが農作業で使用するトラクターや耕運機といった農器具について説明。その後ハウスまで移動し、内部に設置されている循環扇や暖房器具の使用目的などを解説したほか、ハウス内で栽培されている苗を手に取り、育苗の方法について話しました。
 見学の後設けられた質疑応答の時間では、「どうしてイチゴ農家になろうと思いましたか」「収穫できない時期は何をしていますか」など数多くの質問が挙げられました。
 今後は見学を通して学んだことを生かし、消費者へ食品の味や安全性をPRし、販売促進につなげるためのシールデザインを考え、授業内で発表する予定です。
 見学に参加した児童の一人は「いつも食べているイチゴを作るのに、こんなにたくさんの手間がかかっているとは知らなかった。これからは大切に食べたい」と話しました。