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出荷規格を徹底栗目合わせ会開く

 JAくり研究会は9月7日黒木町のJA黒木集荷場で、令和4年産栗の出荷目合わせ会を開きました。8月24日から始まった出荷が本格化する中、会員全体で出荷規格を徹底し、高単価での販売に取り組みます。
 目合わせ会には、会員約20人が参加しました。JA黒木地区センターの担当職員が、青果・原料・出荷できないものの規格についてサンプルの栗を使って説明しました。青果は容量530g以上とすることや、虫食い・腐れなど規格外のものが混入しないこと、大きさを揃えて荷造りすることなどを申し合わせました。また、特大・大・中・小の規格の基準や小以下のものは原料で出荷することについても確認しました。
 参加者は栗のサンプルを手に取り見比べながら、出荷が可能な規格の基準について意見を交換しました。
 同研究会では、現在品種「ぽろたん」を中心に集荷し、広島県内の2市場に青果を、JA矢部加工場に原料を出荷している。9月上旬現在では、特大サイズのものが1ネット410円~450円で販売されています(1ネット約500g)。今後は9月中旬以降に出荷最盛期を迎え、10月上旬まで約2万ネットを出荷する見込みです。
 JA担当職員は「家庭や集荷場での選別を徹底し規格を統一することで、商品性の高い栗をシーズン通して出荷していきたい」と話していました。