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茶生産販売反省会&互評会開く

 JA茶業部会星野支部は、7月27日、令和4年度茶生産販売反省会並びに互評会を開き、部会員、JA、八女普及指導センター職員など合わせて20人が参加しました。令和4年産一・二番茶の生産販売概況や販売実績、茶生産における今後の課題と対策について確認しました。
 今年産は、母枝葉の生育期となる昨年の秋頃の降水が少なかったことや、4月上旬の低温などにより収量がやや減少。一番茶の実績として収量計473.8t(前年比89.8%)となりましたが、加重平均単価が1㎏あたり4.414円(前年比133%)と市場からは高い評価を得ました。
 流通面においては、新型コロナウイルスの長期化により百貨店を含めた大型店舗での販売が厳しい状況ですが、ネット販売の強化や感染対策を徹底した販売形態の確立により、徐々に回復を見せています。
 その後高品質な茶生産に繋げようと行われた互評会では、参加者が生産した茶葉11点を外観、香気、水色、味の4点で審査。それぞれが品質を確かめながら、互いの茶園管理や製造に関しての意見を交換しました。
 塚本正義支部長は「今年産はコロナ禍や天候の乱れにより販売面が心配されていたが、おおむね良好に終わることができた。『八女茶』のブランド力維持のためにも部会で高品質な茶生産に取り組んでいきたい」と話しました。