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品質安定を目指してナス講習会開く

 高品質なナスの安定出荷を維持しようと、JAなす部会では毎月現地検討会を行っています。7月29日立花地区で行われた夏秋ナス現地検討会には部会員約10人が参加。一人ずつ園地を訪れ、生育状況や高温・乾燥対策について意見を交換しました。
 現在、出荷最盛期を迎えたことによる着果負担や連日の高気温により樹勢の低下がみられるため、不良果の早めの摘果や液肥による追肥を行うよう呼び掛けました。また極端な土壌の乾湿差が根傷みや土壌病害につながるため、毎日十分な量のかん水を行い、畝が常に湿っている状態を維持するよう申し合わせました。
 同部会では、冬春・夏秋の作型で年間を通じて「博多なす」を栽培しています。令和4年産夏秋ナスを48人が4.1haに作付けし、5月~11月のシーズンを通し出荷量330t、販売高約12億円を目指します。
JA担当職員は「連日の高気温や台風の発生など栽培管理が難しい時期ではあるが、早めの対策を行い安定出荷に努めてほしい」と話しました。