TOPICS 新着情報

秋の味覚「栗」出荷始まる

 JAくり研究会で8月24日から、秋の味覚、栗の出荷が始まりました。初集荷を迎えたこの日、八女市黒木町のJA黒木集荷場では50ネット(1ネット約500g)が生産者によって持ち込まれ、広島県内の2市場に出荷された他、加工品の原料となるものはJA矢部加工場に出荷されました。9月中旬以降に最盛期を迎え、10月上旬まで約2万ネットを出荷する見込みです。
 同集荷場では、シーズン通して「丹沢」「銀寄」「ぽろたん」などの品種を集荷しています。令和4年産は、生育は平年並みで、実の付きや色つや、形ともに昨年よりも良い傾向にあります。
 同研究会では、同町の生産者を中心に約40人が栗を出荷しています。同研究会では、商品性向上のため、出荷規格に基づいた選別作業を徹底しています。各生産者が収穫後に家庭で、特大・大・中・小に選別してネットに詰め、規格外のものは原料として出荷します。また集荷場では、JA職員が、カビや腐れ、虫食いの混入を防ぐため、明るい光の下で厳正に検査し、1箱20ネットで出荷します。
 JA担当職員は「家庭や集荷場での選別を徹底することで、安全安心で高品質な栗を供給していきたい」と話していました。