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乾燥シイタケ入札会開く

 JAしいたけ研究会は、管内のシイタケが出荷最盛期を迎えたことを受けて、7月8日、上陽町のJA上陽野菜集荷場で、乾燥シイタケの入札会を開きました。会場では県内外の商社13社が参加しました。
 今回出品されたのは、生産者が持ち込んだ原木栽培の露地83点で、計1.012㎏。昨年の冬から続く乾燥傾向により、生育はやや遅れ気味ですが、生育期である4月の天候に恵まれたことで、例年の同時期以上に収量が増加。かさに厚みがあり、色、香りともに高品質なシイタケに仕上がっています。
 同研究会は、八女市の山間地を中心にシイタケを栽培しています。昼夜の寒暖差を生かし、クヌギを主とした原木栽培により、安全・安心と食味・風味にこだわったシイタケを栽培しています。福岡県主催の品評会では、毎年同町の生産者が上位入賞を占めるなど、その品質の高さから市場から高い評価を得ています。キノコ類の生産量全国3位を誇る福岡県では、博多駅での販促活動や、独自のロゴマークを作成するなど、ブランド力を向上のため様々なPRを行っています。
 同研究会の馬場喜生会長は「八女は県内有数のシイタケ産地であるが認知度は低い。今年も品質の良いシイタケに仕上がったのでたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。