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盆需要期出荷に向けてスプレーマム栽培講習会開く

 JAプリンセスマム部会は7月11日~15日の延べ3日間、八女市でスプレーマムの栽培講習会を開きました。需要期である盆出荷に向けて現在の生育状況を確認。病害虫対策や高温対策、葉焼け対策など夏場の栽培管理を徹底し、市場評価の高い花を部会員全体で出荷することが目的です。3日間で部会員やJA職員ら約40人が参加しました。
 講習会では、部会員全員の園地を巡回しました。4月中旬~下旬にかけて定植したスプレーマムの草丈の伸び具合など生育状況を確認しました。病害虫対策では、日中の気温上昇に伴い害虫が増加しやすい傾向にある中、適正なタイミングで防除を徹底することや、葉の黄化に注意することなどについて申し合わせました。また、晴天時の昼間は寒冷紗などで一定時間遮光することや、葉焼け対策に適した散布剤の種類について、JA担当職員や八女普及指導センター職員が説明しました。
 同部会では、スプレーマムを周年で生産・出荷しています。花の色は、白・黄・桃の3色を栽培し、仏花需要を中心に人気が高いです。JA担当職員は「夏場の栽培管理を徹底することで、需要期である盆に高品質な花を出荷していきたい」と話していました。