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 JA立花地区夏秋きゅうり研究会で6月17日から「県境きゅうり」の出荷が始まりました。JA上辺春集荷場では日量150ケース(1ケース5㎏)が持ち込まれ広島県、北九州の市場中心に出荷されています。   
 「県境きゅうり」は八女市立花町の中山間地で、昼夜の寒暖差を生かし、露地栽培で作られます。ツヤがあり深緑のみずみずしい色と歯応えが魅力。地元の学校給食でも使われており、その品質の高さから市場から高い評価を得ています。
 同研究会は、今年産を12人が200aに作付け。定植後の日照条件に恵まれたことから、色が濃く変形の少ない高品質な仕上がりとなっています。10月いっぱいまで続き、シーズンを通して140tを出荷します。
 同研究会では土地の標高や日照時間に考慮し、栽培する品種を選定することで、病気に強い良質なキュウリを長期間収穫できます。また、5月、6月、7月と分けて定植することで、労働力の分散や長期間の出荷による有利販売に繋げています。
 同研究会の中村伸幸会長は「梅雨入りしたことで、これから栽培管理が難しくなっていく。目合わせ会や講習会を通じて高品質なリレー出荷を続けていきたい」と話しました。