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 JAブルーベリー研究会は、6月上旬から令和4年産ブルーベリーの出荷が始まったことを受けて、6月10日、集荷説明会を開きました。適熟収穫やパック詰め作業、出荷規格を統一し、高品質なブルーベリー出荷で有利販売を狙います。研究会員18人が参加しました。
 同研究会では青果が1パック(100g)あたり400円で取引されており、好調な滑り出しを見せています。今年産は降水が少なかったことから玉太りが懸念されていましたが、順調に生育し、糖度の乗った高品質な仕上がりとなっています。
 JA星野地区センターで行われた説明会では、JA担当職員が収穫時の注意事項について説明。食味の良さを徹底するため、果梗部周辺が濃藍色に変化してから収穫を行うよう呼び掛けました。また、園地内に落ちた果実を放置しておくとショウジョウバエや腐敗菌の温床となるため適宜処理を行うよう申し合わせました。
 同研究会では、山間部の生産者を中心に20人が約1haに作付けします。約300種類ある品種の中から、同村の酸性土壌に適した品種を5つほど選び栽培します。現在出荷しているのは「デューク」など食味に優れるハイブッシュ系の品種。今後は「ブライトウェル」などの大玉で収量性の高いラビットアイ系が続く予定です。8月上旬に最盛期を迎え、9月いっぱいまで出荷が続く見込みです。