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高品質出荷に向けてクジャクソウ栽培管理を徹底

 JA花き部会クジャクソウ部は、6月23日、クジャクソウの栽培講習会を開きました。9月から始まる収穫に向けて、現在の生育状況を確認し、出荷する品質の高位平準化を図ることが目的です。部員4人やJA職員、八女普及指導センター職員が参加しました。
 講習会では、立花町の園地2か所を巡回しました。園地では、5月下旬に定植した同品種の芽生育状況を目視したり手で触れたりしながら確認しました。生育初期における病害虫防除や施肥の時期、芽かきの方法など、部員同士で意見を交換しました。
 クジャクソウは、枝分かれした1本の茎から咲く多数の美しい花が特徴。中山間地では9月から、平坦地では11月から収穫が始まります。花持ちが良く、冬場では約1ヶ月咲き続けることもあります。季節咲きの場合、露地栽培や無加温ハウスで栽培し、経費も掛からないことや、中山間地など狭い面積でも作付けできること、栽培管理に手が掛からないことから、省力化品目の一つとして生産されています。同部の牛島義幸部長は「需要期に高品質な花を出荷するために、栽培技術の向上に部員全員で取り組んでいきたい」と話していました。