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田植えシーズン迎え生産者に水稲苗配布

JAふくおか八女管内で田植えシーズンを迎え、各地区で令和4年産水稲苗の配布が始まっています。JAでは、生産者の作業負担軽減を目的として、播種から田植え直前までの育苗管理を代行して行う、委託苗の注文を受け付けています。委託苗は播種後、地区センターの敷地内に並べ寒冷紗をかけて約1か月間育苗管理をします。天候に応じて苗箱の位置をこまめに並べ替えるなど、生育を均等にし、高品質な苗を生産者に供給できるよう管理を徹底しています。委託苗の配布は、平坦地から中山間地まで、田植えの時期に合わせて6月下旬まで続きます。
 八女地区では、6月15日から配布が始まりました。八女市のJA立野広域集出荷場と、同市立花町のJA立花地区センターでは、敷地一面に並べられた「夢つくし」「元気つくし」「ヒノヒカリ」などの苗箱を、JA職員や作業員約20人が協力しながら生産者の軽トラックに丁寧に積み込みました。同地区では、約20000箱を配布する予定です。
 令和4年産の苗の出来について、JA担当職員は「米作りの基本は苗作りからなので失敗は出来ない。播種後は雨も少なく、水やりに苦労したが順調に生育している。生産者に喜んでもらえるよう今後も管理を徹底していきたい」と話していました。