TOPICS 新着情報

夏野菜ズッキーニ出荷始まる

 JA管内で、夏野菜ズッキーニの出荷が5月9日から始まりました。管内では現在、5軒の生産者が栽培しています星野村で数年前から栽培されていましたが、量販店によっては㎏ではなく1本単価で販売されるなど、収益が見込めるということなどから、JAとしても栽培管理や販路を模索し、令和4から本格的に出荷に乗り出しました。
 ズッキーニはカボチャ科の野菜で、クセのない淡白な味わいが特徴。ビタミンCや食物繊維など栄養も豊富で、現在日本では出荷量、消費量ともに増加傾向にあります。
 立花町の立花中央選果場では、16日、60ケース(1ケース2㎏)が生産者によって持ち込まれ、広島県内の市場に出荷されました。同町の生産者、落合恭二さんは今年からズッキーニの栽培を始め、現在約5.3aに作付けしています。落合さんによると、ズッキーニは花が大きいので花粉の交配がやりやすいというメリットもあるそうです。ハウス栽培で、1本あたりの秀率を高めるため、施肥の時期など管理法を模索しながら栽培に励んでいます。落合さんは「ズッキーニには若干の甘みが含まれ、天ぷらなどいろんな料理に使えるので、ぜひ食べてほしい」と話していました。落合さんの園地では、7月いっぱいまで収穫が続く見込みです。